Day 11 : 800km歩いた先に何が見つかると思いますか?
ブエン・カミーノ!(巡礼者への挨拶で「良き巡礼を」という意味です。)
じょーじです。
すごく久し振りですが、滞っていた巡礼の日記を綴っていきたいと思います。
Belorado ~ San Juan de Ortega
24km
アルベルゲ(巡礼者用の宿)の前で写真を撮って、今日も出発!
昨日、少し無理をして歩いたせいか、嫁が靴擦れを起こし、小指が腫れた状態。。。
今日は、ゆっくり本来の自分たちのペースで歩きます。
道中でよく出会うドイツ人の団体さんと記念写真を撮ったりしながら、てくてく。
みんな笑顔が素敵で、自分たちを追い抜く時に必ず声を掛けてくれるし、歩きながらみんなで歌を歌っていたりと、見ているこちらも元気になれます♪
不思議なことに、この写真を撮って以来、よく会っていた彼らと巡礼路で顔を合わせることはありませんでした。
二人とも彼らの雰囲気がすごく好きだったのですが。。
「でも、写真を一緒に撮れて良かったね」と、嫁が一言。
この日は、ドイツ出身のフロリアンとほぼ同じペース。
お互い休憩しているところを追い抜いたり、追い越されたり。
途中で黒子猫にも出会いました。
目的地の街より約12km前の街に。
教会の前を通り過ぎようとしたら、、、
目の前を歩いていたおじちゃんが、持っていたスティックをゴミ箱に放って歩いて行ってしまいます。
嫁は、すかさず捨てられたスティックを取り出し、
スティックの以前の持ち主であるおじちゃんの後について、坂を上り始めます(笑
坂の途中で休憩していたフロリアンに新しい装備である「こわれたスティック」を満足げにお披露目する嫁。
なんとも言えない笑顔でリアクションしてくれるフロリアンは、いつも紳士的。
一緒に休憩することなく坂を上りきった自分たちは、先程のおじちゃんに追い付きます。
冗談でしたが、5€請求されました(苦笑
「San Juan de Ortega」の街までは何もなく、上の写真のような影のない道が延々と続きます。
粋な巡礼者かどなたかが「BUEN CAMINO(良き巡礼を)」と石ころで応援。
あと2キロ!
ようやく到着した自分たちを待っていたのは、教会とアルベルゲ(巡礼者用の宿)とバーが1件のみ。。。
小さな商店すら無いこの街に滞在せずに、さらに歩いて4キロ先にある街を目指す他の巡礼者の背中を見送る自分たち。
到着したのは、13時半頃。
炎天下の中を歩く気力は、到底自分たちには残されていませんでした(笑
この日のアルベルゲ(7€)
天気がすごく良く、シャワー後の日光浴がすごく気持ち良かったです。
この街では、食材も調達することができなかったので、宿で提供していた巡礼者用の夕食(一人7,5€)を頂くことに。
すっかり忘れていましたが、この日は、同じペースで歩いていた旅人・マサさんを某有名出版社の記者さんが同行取材で訪れていました。
その記者さんに挨拶された時に、
「800キロ歩いた先に、何が見つかると思いますか?」的な質問をされました。
えーと、、、
「辿り着いた先に何かを求めて来たわけじゃないんだけどなぁ。」とか、思いながら。
「何が見つかるんでしょうね」と、嫁。
「何が見つかるか楽しみですね。」と、自分。
なんだか面白くない答えでごめんなさい(笑
取りあえず、また明日から、二人で楽しみながら歩き始めます♪
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございましたっ!
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