Day 15 : 15の夜。
Buen Camino!! (巡礼者への挨拶で「良き巡礼を」という意味です。)
じょーじです。
Castrojeriz ~ Frómista
24,7km
山を越えた後も、日差しは弱まることを知らず、、、
それでも、休憩できる木陰もない為、仕方なく歩を進めます。
その結果がこちら。
。。。。。
ちーん。。。
撃沈です(笑
ここまで歩いて来て蓄積されてきた疲労と、暑さでのイライラが爆発。
そんな時、うだうだ歩いている自分の隣にいた嫁が、ウルフルズの「ガッツだぜ!!」のサビを歌って、自分を励ましてくれました。
そんな嫁が、歌い終わった後に一言。
「もうこの曲を歌うのは、最後だからね。」と。
自分には、「何度も歌わせないよう、気合を入れて。」という意味が含まれているようにも聞こえましたが(苦笑
自分の深読みだと思いたいです(望
まぁ、これだけ暑いと、スプリンクラーで水浴びしたくなりますね♪
してないですけど(苦笑
自分と違って、嫁は写真を撮りながら、良いペースで進んでいきます。
そうすると、自分が撮る写真は、必然的に嫁の後ろ姿ばっかりになってしまいます。。。(謝
1時間遅く出発したけども、いつもと変わらない時間帯に。
しかも、エディスやベーンたちに追い付いて、一緒にゴール!
遠くで手を振ってるのが、ベーンです(笑
夕ご飯は、いつものボカディージョ(スペイン風サンドウィッチ) と、豆とお肉の缶詰スープをアルベルゲ(巡礼者用の宿)の中庭で頂きます。
今回のアルベルゲもキッチンが無かった為、調理は出来ず。。。
食後は、近くの教会でコンサートがあると聞いていたので、4人で向かうことに。
自分たちが到着した頃には、すでに演奏は始まっていて、教会の中には、地元の人々、巡礼者の人たち(見知った顔もちらほら)が、リラックスした表情、そして、真剣な眼差しで演奏者の二人を見つめ、ギターの音色に耳を傾けていました。
「教会の中の雰囲気、良い感じに差し込む窓からの光、何よりギターの演奏にうっとりしてしまった。」と、嫁。
さらに、「君は、ウトウトしてたけどね。」とも。。。
「音色のみに集中したくて、目をつむっていただけなのにっ。」と反論したけども、実は、少し眠ってました(苦笑
コンサートが終わり、少し街を散歩して、宿に戻ります。
嫁が日記をつけたり家計簿をつけたりしている間、自分は、ブログの更新。
もう少しで書き終えるというところで、共同スペースにほうきを持った宿のスタッフ(おばちゃん)が入ってきました。
おばちゃんは不機嫌そうに床を掃き、ガンガンと大きな音を立てながら、椅子をテーブルの上に載せていきます。
あからさまに自分たちに「出ていけ」という無言の圧力をかけてきます。。。
ごく稀に、そういうスタッフさんを飲食店とかで見かけますけども、、、
自分たちの周りをほうきで掃く際にも、ぶっきらぼうに、しかも、スペイン語で(笑)何か言ってましたが、、、まぁ、「就寝の時間だから出て行ってくれ」みたいなことを言ってたんでしょうが。
お昼、嫁は、歌で自分を奮い立たせようとしました。
教会で、ギターの演奏者は、聴いているみんなに素敵な空間を。
宿のおばちゃんは、悪態で客を不快な思いに。
「世界には、色んな人がいるなぁ。」と、改めて思いながら眠りについた巡礼15日目の夜でした。
明日も二人で楽しもう♪
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございましたっ!
残り427,5km!!!
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