Day 16 : 嫁が泣きそうになるくらい感動したシスターの歌声。
Buen Camino!! (巡礼者への挨拶で「良き巡礼を」という意味です)
じょーじです。
Frómista ~ Carrión de los Condes
19,3km
まだ眠たい目を擦りながら朝5時に起床し、準備もさっさと済ませて、朝ご飯。
ボカディージョには飽きてきたので、材料は一緒ですが、フランスパンを上と下で分けるようにカットして、タパスみたいにしてハムやチーズ、トマトなどをのっけて頂きます。
朝6時前から、桃、ヨーグルト、マフィンも(笑
朝日が本当に力強くて、体中にもパワーがみなぎってきます。
ピンクやオレンジのグラデーションの景色も全く見飽きることがありません。
むしろ、二人で朝日を迎えられる日々に幸せを感じてます。
1年前、カナダで働いていた時には、二人で一緒に朝日を見ることなんて一度もなかったです。
朝日が昇る時間帯に電車に乗って出勤することは何度もあったけど、朝日を見る余裕もなく、電車の中で爆睡してたのを思い出します。
今日は、ずっと車道に沿って歩きます。
普段、嫁が一眼レフ(OM-D EM-10)を持ち歩いてますが、今日は、自分の調子が良かったので、カメラを交換してもらいます。
脇の畑にいた巡礼者かかし。
夢中でシャッターをきっていたら、次第に嫁との距離が開いてきます。
気付いたら、嫁は遥か遠くに(笑
個々で歩く巡礼路は、なんだかすごく新鮮で、自分の世界に浸りながら歩いてました。
嫁がどこまで行ったのか気になり始めた頃くらいに、次の街に到着。
そして、公園の原っぱにて嫁を発見!
すでに、一人でピクニック(笑
豪華な食事ではないけども、休憩中に食べるパンやフルーツは、すごく美味しく感じます。
次の街まで、あと6キロ!
と思っていたら、あっという間にCarrión de los Condesの街に到着。
この街には、ここ3,4日探していた巡礼者用のショップがあり、無事に念願のサンダルを手に入れることができ、ほっと一安心。
ずっとサンダルを貸してくれてたエディスには、アイスクリームとビールのお礼を。
ダンケシェーン♪
夕方からは、アルベルゲのシスターの演奏会がありました。
いつも一緒に夕食を食べているドイツ人夫婦のエディスとベーンは、あまり興味がなさそうで、そのままキッチンで夕食の支度を始める感じだったので、自分も一緒に調理をします。
聴けるようなチャンスはないと思ったので、嫁には、演奏会に行ってきてもらいました。
まずは、シスターたちが曲を歌い、その後で、演奏を聴いていた巡礼者たちの自己紹介と巡礼に来た理由を一人ずつ話し始めたそうです。
嫁は、自分(キッチンで調理中)の紹介を含め、ハネムーンで巡礼に来たこと、そして、これから家庭をつくる前に二人でスペシャルなことをしたかったと。
他には、誕生日や結婚記念日(40周年)など、巡礼に呼ばれてきたと感じてる人ばかりだったそう。
それを聞いた自分は、「巡礼者それぞれに各々の時期やタイミングがあるんだなぁ。その中で、色んな出会いがあり、そのタイミングで出会えたのにも意味があるんだろうなぁ」と、感じました。
シスターの声は、透き通るくらいに綺麗で、嫁の好きなAmaging Graceも歌ってくれ、嫁は、泣きそうになるくらい感動したそうです。
旦那は、いまだ調理中(泣
こんなに素敵な空間だったら、参加したかったっす(悔
演奏会の後は、シスターたちが調理して、みんなで一緒に夕食を食べてました。
ここのアルベルゲは、スタッフもみんな親切で、オススメです。
Santa Maria
5€、wi-fi〇、スタッフ〇、ホットシャワー〇
宿に到着した時、冷たいジュースとスナックを配ってました。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございましたっ!
残り408,2km!!!
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