Day 18 : 今まで泊まった宿の中で、1番居心地が良かったです♪
Buen Camino!! (巡礼者への挨拶で「良き巡礼を」という意味です)
じょーじです。
Terradillos de los Templarios ~ Bercianos del Real Camino
23,5km
寝ぼけまなこのまま朝6時に出発。。
昨夜は、6人1部屋という心地の良い広さの部屋と綺麗なベッド。
期待して眠り始めたけども、6人中2人がイビキがうるさいって。。。(*´Д`)
1本だけ、フライング。
宿を出た時点で外はまだ薄暗くて、道しるべである黄色い→が見当たらなくて、村の中をうろうろ。
昨夜、部屋が一緒だったオランダ出身のジーニー(彼女もイビキの被害者)に出会い、一緒に村の出口を探します。
その最中に彼女が「どっちの道を歩く予定なの?」と尋ねられます。
二人とも「ん?(゜-゜)」って感じです。
何だかよく分からないまま、彼女は景色が良い方の道を行くと言ってたので、自分たちもそっちの道に行くことに。
すると、途中でひまわり畑が出現します。
嫁は、嬉しそうに写真をたくさん撮ってました。
自分は、その嫁の写真を撮ってました(笑
自分たちよりも、だいぶ先に進んでるであろう旅人・マサさんから、この街・Sahagunのアルベルゲ(巡礼者用の宿)に宿泊すると、帽子が貰えるという嬉しい情報を頂いていましたが、もっと歩きたい気分だったので、
闘技場の前を通り過ぎ、
帽子を諦め、アルベルゲの前を通り過ぎ、
市場で美味しそうな桃だけを買って、
ランチだけは、しっかり取って、Sahagunの街を後にします。
今日辿り着いた村も小さかったけど、アルベルゲは、これまでの宿の中では、断トツの1位で居心地が良かったです。
これが、その宿。
オープン時間前に到着した為、「忍法・身代わりの術」で、バックパックが炎天下の中、並んでくれています。
オープンすると、入口に冷たいお水と飴ちゃんが♪
しかも、ここの宿は、ボランティアスタッフ(3人)で管理していて、宿泊費、夕食、翌日の朝食がドネーション(寄付制)なんです。
それから、初めて知ったのですが、アルベルゲのボランティアは、一度カミーノの巡礼を歩き切った人でなきゃいけないそうです。
ボランティアの方に受付をしてもらって、ベッドまで案内してもらう時の会話の中で、ハネムーンでカミーノの巡礼路を歩いていることを伝えると、
スタッフさんが感激して、
「スペシャルの部屋があるから。」と言い、
続けて、「実は、先週ここを訪れた日本人夫妻もその部屋に案内したのよ。彼らも結婚記念日だったのよ。」
と言いながら、壁にくっついていた机をずらして、その奥に隠れていたドアを開けて、個室に案内してくれました!!(゚Д゚;)
まるで、ドラクエの世界。
まさかの展開です!
ありがとうございます!
部屋からは、庭?が見渡せます。
ボランティアスタッフが作ってくれた夕食は、トマトパスタにサラダやフルーツ、それに、ワインも♪
みんなで囲む食卓は、やっぱり良いですね。
食後は、みんなで歌を歌ったり、
スタッフさんが本当に気さくでフレンドリー。
出身国別で母国の歌を歌ったり♪
イタリアのグループ。
アメリカ。
フランスだっけかな?
そして、日本代表の自分たちは、「上を向いて歩こう」を歌いました。
こういう雰囲気だと、自分が音痴だとか気にならなくなりますね(笑
楽しんだもん勝ち!
自然と巡礼者同士が親しくなれるこういう空間はすごく素敵だと感じました。
スタッフさんの気遣いやみんなに楽しんでもらいたいという気持ちが伝わりました。
ここのアルベルゲ、本当にオススメです!(`・ω・´)b
食後は、少しまったりモードで各々の時間を過ごします。
どういう状況?笑
最後は、みんなで夕日を見ます。
宿の門限は過ぎていたけど、スタッフのみんなも一緒になって、夕日がゆっくりと沈んでいくのを眺めます。
サンライズとサンセットをゆっくりと見れる一日なんて幸せすぎます。
明日も思いっきり楽しむぞ♪♪
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございましたっ!
残り358,5km!!!
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