初のカウチサーフィンでの苦い体験 in カンクン。
こんにちは、じょーじです:)
現在、プエルトイグアスにやってきました。
アルゼンチン側のイグアスの滝を見に来たのですが、大雨。。。
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続・続・2015年11月13日のできごと。
カンクン。
コスメル島のダイビングスクールの寮を出発したのが今朝の出来事とは思えない位に一日が長く感じます。
途中のプラヤの街では、ホルヘたちとの素敵な出会い。
カウチサーフィンでお世話になるお宅に向かう途中、迷子になって途方にくれるも、現地に住むご夫婦さんとの神がかり的な出会い。
そして、
やっと、
やっとのことで辿り着いたリカルドのお宅。
ここまで送ってくれたご夫婦さんには、本当に感謝です。
辺りはすでに真っ暗で、リカルド宅の門前には、ヘッドライトを付けて帰宅する何台もの車が。
どこの国でも、夜は極力(きょくりょく)出歩かないようにしている二人。
こんな時間まで宿泊先に辿り着けてないのは珍しく、なんだか新鮮な感じ。
そんなことより、、、
セキュリティばっちり!
門、でかすぎっ!
と、ガードマンが警備している立派な門構えに驚く二人。
自分たちの名前とリカルドの名前を告げて、門の中に入れてもらいます。
。。。。。
このあと、もう一つのゲートをくぐるんですが。。(苦笑
何に備えてか「進撃の巨人」並みの厳戒態勢(?)の今回のお宅。
先ほど送ってくれたご夫婦さんが、「リッチな人たちが住んでいる地域」と言っていたのを思い出しながら、どんな人たちが出てくるんだろうとドキドキしながら、インターホンのチャイムを鳴らします。
チャイムを鳴らしてすぐに、二階の窓から子どもたちが顔を出します。
それに応えて、「オラ!」と挨拶する自分たち。
その直後にドアが開き、中からリカルドとその奥さんが出て来て、「ようこそ!」と:)
その瞬間、「今回のお宅も、当たりだ♩」と、内心ガッツポーズ。
まぁ、これからお世話になるお宅に対して「当たり」という表現は、適切ではないと思いますが。
自分たちとそれほど年齢も変わらないであろうリカルドと奥さん。
二階からは、息子ちゃん(五歳くらいかな?)と、可愛いワンちゃんがタタタッと、勢いよく降りてきます:)
家の中に招き入れてもらい、お互いに自己紹介をします。
リカルドは、無口であまり表情が顔に出ないタイプ。
奥さんは、彼とは対象的でお喋りが好きで、常にニコニコ:)
出会ってすぐに受けた印象は、そんな感じ。
「取り合えず、荷物を降ろしてゆっくりしてね。疲れたでしょう。」と、優しい奥さん。
冷たいお水を出してもらい、さらには、「昨日の余りで良ければ…」と彼女が作ったsushiまで。
移動で疲れてお腹もペコペコだった二人は、「美味しくなかったら、無理して食べなくて良いからね。日本人に食べてもらうなんて、少し緊張するわ。」と出してもらったsushiをペロリと平らげます:)
写真が好きだと言うリカルドが興味津々で自分たちのカメラをいじっている間、奥さんとは、カンクンでの今後の予定やこれまでの旅の話、彼らの生活の話などなど。
楽しそうに話す奥さんに対して、「君は、いつも話すぎだ。」と、隣にいるリカルドが。
冗談で発した言葉だったかもしれないけど、目が笑ってません…(苦笑
その彼が、しばらくして、これから職場にちょっとした用事があるから、その近くでお茶でもどうかと。
二人とも朝からの移動でクタクタだったけど、翌日からカンクンの観光に行きたかった為、彼らとゆっくり話す機会もそんなに無いかもしれないからと、付いていくことに。
レストランに向う車内では、息子ちゃんにスペイン語の発音を教えてもらいます。
スペイン語独特の舌を巻く発音が出来ない自分を見て、横で得意気にルルルと舌を巻く嫁(笑
リカルドの職場のすぐ隣に位置するレストラン。
家を出た時に小降りだった雨も、レストランに到着した頃には、結構な強さまでに。
雨から逃げるようにして飛び込んだ店内は、平日にも関わらず家族連れが多く、広々とした空間で、確か…スペイン語で「ママの家」だか「おばあちゃんの家」という意味のレストラン名にも納得できるようなコンセプトに合った内装。
メニューもすごく豊富で、迷いに迷って二人でシェアすることにしたホットチョコレート。
それから、お店に入ってすぐのところにあった色んな種類のパンが並ぶショーケースまで奥さんに付いてきてもらって、パンを一つずつ選びます。
リカルド一家のみんなも、それぞれにドリンク、パン、スープやら、なにやら。
楽しく会話をしながらも、徐々にまぶたが重たくなっているのを感じていた自分。
リカルドが お会計をお願いした時、正直、やっと帰れると安心。。
レシートを受け取ったリカルドが自分たちに「君たちの分は、140ペソ。」と。
何も考えもせずに言われた金額を支払う自分。
。。。。。
5秒くらい自分の横でぼーっとしていた嫁が、急にパッと表情を変えて、
「えっ!?高すぎでしょ!」と。
よく考えてみると、、、メキシコペソ140だと、日本円にして約900円くらい。
これまでメキシコを1ヶ月も旅してきた自分たち、ホットチョコレート一杯、パン二個くらいの相場なら大体分かっています。
日本でもそんなに高くないでしょ…
ありえない金額を受け取ったリカルドに対して、嫁が「レシートを見せて欲しい 、全部でいくらか知りたい。」と言っても、聞こえてないふりをして、家族に店を出ようと促して、席を立ち上がります。
えっ、マジで。。。?
この距離で完全シャットアウト!?
そんなことでは引き下がらない嫁。
目の前に座っていた奥さんにホットチョコレートがいくらだったか確認します。
「39ペソ(約260円)だよ。」と普通に教えてくれた奥さん(笑
その直後、リカルドからスペイン語で何かを言われて席を立つ彼女。
その状況に、どう考えてもやっぱり可笑しいでしょ!と、もう一度「レシートを見せて欲しい」と言っても、彼は聞く耳持たず、すでにお店のドアに向かって歩き出していました。
その間、頭が回っていずに全く動けなかった自分。
まさか、自分の奥さんと子どもの前でそんなことするの!?という驚きと、先ほど出会ったばかりの自分たちでも感じるくらいに良い暮らしをしている彼が何でそんなことしたのか信じられない気持ちがあったにせよ、何も出来なかった自分が不甲斐なく感じた夜。
嫁が気づいてなかったら、きっと、払った金額の大きさにも気づいてなかったでしょう。
っていうか、不意打ちすぎるでしょ。。。(泣
帰りの車内、一切口を開くことのなかった嫁。
自分は、知ってます。
こうなったら、嫁は絶対に会話をしません(苦笑
自分もたまに聞かれる質問に返答するくらい。
行きとは違って、会話も少なく静かな帰り道。
そんな中、なぜか途中でビールを購入して「ビールを飲むか」と、尋ねてくるリカルド。
むしろそのビールを買ったお金、うちらのお金でしょ。と思いながら、返す言葉は、勿論、ノー。
彼らの家に到着してからも、二人とも会話もせずに与えてもらった部屋にすぐさま戻り、緊急家族会議。
本当なら、気持ち悪くて今すぐにでも出て行きたかったのですが、すでに深夜前で外は雨…
ぼったくられた金額は大したことなかったのですが、それよりも、奥さんや子どもの前でありながらも取った彼の行動に腹が立った二人。
しかも、何不自由のない生活をしているはずなのに。
カンクンの市内からも離れています。。。
明日、準備が出来次第この家を離れることに。
ぐったりして寝床につく二人。
初めてのカウチサーフィンでの苦い体験 in カンクン:(
さて、明日からどうしましょう。。。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございましたっ!
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