おーい、、、それってもっと早く伝えるべきだったよね！？
こんにちは、じょーじです。
お世話になってるアレファンドロの家族に「日本食を食べてもらおう！」ということで、お好み焼きを作ることに♪
日本の食材が手に入るスーパーがメキシコ・シティの近くにあるという情報を見つけたので 、早速、行ってみることに。
郊外にある家からメキシコ・シティまでは、バスに乗り、さらに、電車を乗り継いで行きます。
片道２時間くらいは、かかるであろう距離。
１６時にお店が閉まるということで、珍しく朝早くから起きだして、出発の準備を始める二人。
バッグを背負って、アレファンドロに声をかけて出発しようとしたら、
「ちょっと待って、自分も１０～１５分で準備を済ませるから」とのこと。
「一緒に行くんかい。。。」苦笑）
「前日に一緒に行くか確認したら、朝起きたら決めると言ってたから、それだったら、二人でさっと出て行って、さっと帰ってこよう」作戦は、出鼻から挫（くじ）かれます
１５分経っても来ないので、様子を見に行ってみたら、朝食を頬張ってました。。。苦笑）
結局、１５分どころか、４５分くらい待ってからの出発。。。
せっかくメキシコ・シティに行くのだからと、チャペルテペック城もちょろっと見て行こうと決めてた二人。
しかも、この日は、入場無料とのこと。
メキシコ人だけでしたが。。。苦笑）
かつては、大統領が住んでいたお城。
現在は、国立歴史博物館として公開されています。
こちらは、革命時代の壁画。
お城からは、市内が一望できますが、スモッグの影響かあまり綺麗ではありませんでした。。。
メキシコ革命時の室内装飾、調度品がきれいに保存されていました。
ラッキーなことに、場内では、オーケストラのコンサートが。
２５歳までの若者だけで構成された楽隊。
年齢以上を感じさせる程、真剣な表情。
若いエネルギーを目の前で感じることができました。
各部屋で、メキシコ植民地時代から独立、そして、革命を経て現在までの歴史が、しっかりとボードで紹介されていました。
スペイン語で。。。
それを一つ残らず、スペイン語から英語に訳してくれるアレファンドロ。
すごく助かるのですが、なんせメキシコの現在までの歴史や重要な人物の説明をするのですから、訳そうとすると、結構な時間と労力がかかります。
勿論、聞く側もそうです。
嫁は、しっかりと聞いてましたが、自分の集中力は、途中から完全に切れてました。。。
しかも、朝から何にも食べてない、二人。。。
空腹もピークを過ぎようとした頃、「そろそろ閉館時間です。」というスタッフの救いの手ならず、声が。嬉）
えーと、、、もう４時前じゃないですか。
。。。。。
「あれっ、お店が閉まるのって、４時だったよね！？」
チャプルテペック城からお店までは、どうやっても３０分以上はかかります。
ちーん。。。沈）
二人とも、時計を見るのを完全に怠（おこた）ってました。。。
閉館を伝えられたにも関わらず、出口に向かうまで、出来るだけ説明してくれようとする優しいアレファンドロ。
その間、
「まぁ、しょうがないね。みんなには申し訳ないけど、日本食じゃなくても、帰りに何か買って作れば。」
という感じで会話は落ち着いていたのですが、、、
お城を出て、結局日本の食材を買うことも出来ずに駅へ向かう３人。
駅に着いて、「家族を待たせてるから、ちょっと電話するね。」と、公衆電話に小銭を入れ始めるアレファンドロ。
ん？待たせてる。。。？？
電話を終えた彼に、気になった質問を。
すると、誰もが驚くであろうびっくりアンサーが返ってきました。
「家族が自分たちの帰りを待ってる。両親は、普段この時間帯に夕食を食べるから。」
「大丈夫。二人は、気にしないでいいから。」
。。。。。
気にするわ。笑）
というより、それっ。
今、言うこと？？
お願いだから、もっと早くに言ってよぉ。泣）
日本の食材すら手に入れてないこの状況。
しかも、家族はすでに自分たちの帰りを待っている。
しかも、しかも、駅から家まで約２時間の道のり。
事前に知っていたら、回避できたであろうこの状況。。。
というよりも、お兄さん（アレファンドロ）。
スペインの歴史を訳すよりも、自分たちに伝えるべきこと、ありましたよね？笑）
まぁ、時間を確認してなかった自分たちにも非はありますが。
ということで、前回の記事でもお伝えした通り、食卓に並んだのは、帰りにアレファンドロが買ったピザ。
そして、弟さんが作ったパスタ。
食後には、お詫びとして、自分たちが買ってきたケーキ。
それでも、優しく「大丈夫だから。」と、声をかけてくれた両親。
その言葉が、自分たちの「申し訳ない」という気持ち、そして、「非があるのは、自分たちだけじゃない」という相異なった二つの気持ちを強くさせるのでした。
彼の家族を、随分待たせた上に日本食を作ることすらできなかった今回の滞在。
今回の出来事を反省材料として、次に活かしていきたいと思います。
初日は、どうなることかと心配だった４泊５日の滞在も、あっという間に過ぎ、お別れの日がやってきました。
すごく優しくて、いつも自分たちのことを気遣ってくれたアレファンドロ。
本当に感謝しています。
ありがとう！！
家に帰ってくる度に飛び付いてきてたグロコも見送ってくれました。
次は、メキシコ・シティの北方面での滞在になります♪
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございましたっ！！
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