５つ星ホテルの賄いを無料で頂けるなんて（感謝）
ブエン・カミーノ！（巡礼者への挨拶で「良き巡礼を」という意味です）
じょーじです。
カミーノの巡礼も無事に終え、今日は、サンティアゴの街で一日かけて、次の旅の計画＆準備を進めます。
もう歩く必要が無いので（笑）早起きをしなくてもいいのですが、朝７時に目覚ましをかけ、顔を洗い、カテドラルのすぐ側にあるパラドール（国営ホテル）に向かいます。
巡礼のゴール直前に、スペインに住むお友達のRさんからの「先着１０名で無料でご飯が食べれるよ」という情報がきっかけで、色んな巡礼者から情報をかき集めて、
９時、１２時、１９時の一日３回、先着の１０名がホテルの賄いを無料で頂けるとのこと。
それから、サンティアゴに到着して３日以内の巡礼者に限り、尚且つ、巡礼証明書が必要とのことでしたが、道中お会いしたある方は、何もチェックされなかったとのこと。
この二つの情報まで辿り着きました。
実は、二人とも昨日の１９時の夕食狙いでパラドールに行くも、一時間前の１８時で既に９人が並んでいて、ぎりぎりアウト（泣
昨夜のリベンジで、パラドールに着いたのは、午前８時。
既に何人の巡礼者が待っているのだろうかと、ドキドキしながら向かったのですが、、、
若いスペイン人のカップルが待ってるだけでした（喜
待ってる間は、友人にポストカードを書いたり、ぼーっとしたり。。。
９時になり、身体つきのがっしりしたガードマンらしき男の人がやって来て、みんなの巡礼証明書を軽くチェックした後、みんなを引き連れてホテルの中へと。
嬉しさのあまり、ガッツポーズをする嫁。
ホテルの中庭を通り、
キッチンに。
パンがどっさり入ったトレイとコーヒーとミルクを乗せたトレイを渡されて、ダイニングルームに移動。
みんなで美味しく朝食を頂きました♪
その後は、巡礼のスタート地点であるフランスのサン・ジャン・ピエ・ド・ポーから送った自分のバッグパックを受け取りにストレージのあるホテルに。
無期限で荷物を預かってくれて、７０€（約９７１４円）は、すごくお得だと思います。
４０日振りに自分のバッグパックと再会。
巡礼中は、嫁のバッグパックを自分が背負い、嫁は、サブバッグで歩いていました。
一旦、アルベルゲ（巡礼者用の宿）に戻り、４０日間預けていた荷物を「こんな物、持ち歩いてたなぁ。」とか思いながら、バッグパックから取り出し、整理していきます。
預けていたバッグは相当重かったのですが、実際それ無しで４０日間も歩き続けていたということは、旅に必要な最低限の荷物は既に手元にあり、バッグに入っていた服や荷物は、無くても良かったということになります（苦笑
荷物の整頓を済ませると、次は、明日のポルトに行くバスのチケットと宿の確保です。
何気に忙しいです（汗
ネットでも良かったのですが、宿のすぐ近くにバスターミナルがあったので、直接買いに行くことに。
サンティアゴからポルトまでは、１０時・１２時・１７時の一日３便で一人３３€（約４４３７円）。
無事にチケットを購入し終えたのは、１５時過ぎ。
お昼を食べていないのと、朝食がパンのみだったということもあり、空腹は限界を通り越してましたが、１９時のパラドールの夕食も狙っていた自分たちは、一人前のケバブを半分にし、やり過ごすことに。
４€（約５４２円）
カテドラルの正面でゴールする巡礼者を眺めながら、ケバブを頂きます。
写真を撮ったり、お土産屋を覗いたりして、夕食がある１９時の１時間半前にパラドールに。
先着１０名なので、食べれなくなる巡礼者が出る日も勿論あります。
実際、自分たちも前日は間に合いませんでした（泣
なので、自分たちを含めて１０名を超えることがあれば、辞退しようということで、一応（笑）他の巡礼者と一緒に１９時になるのを待ちます。
パラドールの入り口の前の坂を下ると（下の写真）
すぐ右手に巡礼者が待つスペースがあります（下の写真）
待つこと、１時間半。
。。。。。
なんと、１９時になっても１０名に達しず！
夕食にもありつけることができました♪
しかも、巡礼証明書も何もチェックされず。
夕食時の写真は、割愛させて頂きますが、朝食（パン・コーヒーのみ）とは違い、少し豪華で、
さすが５つ星ホテルの賄い、すごく美味しかったです。
満足してパラドールを出て来た二人の前にはカテドラル。
もう既に何枚も何枚も写真を撮っているのですが、最後の最後ということで、夕食が一緒だったフランス人のカメラ小僧に写真をお願い。
これで本当に巡礼の旅が終わり、次に進むんだなぁ。と実感。
巡礼中に出会った素敵な巡礼者の方々、そして、二人に起こった全ての出来事に感謝です。
明日からポルトガルです！
今回も最後まで読んで頂きありがとうございましたっ！
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